お金関係の個人ブログとして需要があるのはその人自身の経験にあると思っています。
私は30代前半で準富裕層、つまり金融資産5000万円以上を保有する世帯となりましたが、
何も初めからお金に対して特段の執着があったわけではありません。
まだ金融資産が少ない人にとって、上位8%程度と言われる準富裕層の先駆者である人物の変遷は気になるはずです。
なるよね?
今回は人生の過去を振り返ってお金の面に着目して子供時代編をお話ししました。
今回はよりお金と向き合うことの多い大学~社会人編です。
時間つぶしの読み物として肩ひじ張らずに見ていただければと。
大学時代
都内で一人暮らし
大学入学と同時に地方から東京に出てきたため初めての一人暮らしです。
大学寮は格安で住むことができ(一か月込々1万円)、審査はあったのですが無事パスしました。
インターネットも使えて本当に込々1万円
親としてはまさかの東京一人暮らしで家賃を心配していたようですが、まずは一安心だったと思います。
当時の私も親の負担を減らせてよかったなと思っていました。
入居期間は原則二年間ですが普通に賃貸契約をしていた場合と比べればトータルコストは雲泥の差です。
当時その地域の1Kは5万円くらいでしたから、それに水道光熱費とインターネット固定回線費が合計1.5万円だったとして6.5万円。
差し引き5.5万円×12か月×2年=132万円の費用削減効果となりました。
設備はワンルーム。水道・風呂・シャワー・キッチンは共用でかなり制限はありますが、費用を考えれば神物件だったという認識です。
東京での住居費に2年で24万円しかかからないのは神がかっています。
今思えばこの状態で金銭感覚が正しく形成されるのか不安な状態ですよね。
寮生活二年間の後は普通に賃貸契約をすることになりました。
親の負担が増えて申し訳ない・・・
自分の出費的には今まで共有設備だった水道光熱費が自分専用に乗っかってきただけで、奨学金で十分賄える範囲で済んでいましたね。
流石に築年数が高い物件で、風呂トイレも別とはいかずユニットバスでしたが基本寝て起きるだけの場所だったので問題はありませんでした。
家賃は管理費込みで5万円くらいでしたね。
学費は親負担、その他は自分負担
家賃に加えて学費は親に負担してもらいました。国立大学でよかったです。
初年度は入学金に加え1年目の学費で負担が大きかったと思います。
逆を言うと親の金銭的支援はそれだけで、その他の食費や寮を出た後の水道光熱費、通信費は全て自分負担にしました。
区別の理由はあまり明確にしないまま何となく決めたのですが、支払いの分散を考えると家賃と学費以外の小物たちは本人がやった方が乱雑にならなくてよかったなと。
契約の変更も即時できるし
ちなみに普通免許取得の自動車学校費用も自分負担としました。
家賃と学費は定期的な収入または大きな貯蓄が必要で自分にとってはなかなか手に負えない額だったので、一度だけで済む費用は自分で払うようにしていました。
水道光熱費、通信費は額が小さいので奨学金があれば問題ないかなと。
今振り返ると、当時の自分はできるだけ親から自立しようとしていたのかな~と思いますね。
まぁ家賃、学費が凄い額なので全く自立は出来ていないのですが、少々の気持ちだけはあったのかなと。
自動車学校は1年生終わりの春休みに通ったので、当時を考えるとよく30万円近くを支払ったなと。
まだ当時は生活防衛資金という概念を知らなかったので、リスクのある出費でした。まぁ裏に親が控えているので泣きつけば何とかなったのですが。
あとは教科書代も基本は奨学金で賄っていました。
外食頻度が少ない日々
何故か大学生の鼻から自炊メインの生活を心がけていました。
炊飯器を買ってお米を炊いていましたし、冷凍庫に肉などを備蓄していました。
そういえばお米だけは親に送ってもらってた・・・米どころだから美味いのよね。
しかし初めの料理スキルは皆無に等しく、
レトルトのカレーや牛丼を食べまくっていた・・・豚バラ肉三枚でお米一合を食べたりしてた・・・(美味い)。
とはいえそれを続けるスキル(?)があったのか、
昼休みは学食に炊いたお米を持参し買うのはおかずだけにしたり、売店でパンだけを買ったり、
冷凍食品のチャーハンを食べにだけ寮に戻ったり・・・
自炊をしないにしろお金のかかるような外食はしないというのが特徴的な学生でした。
貧乏学生でもなかったのですが、何とか安く済ませるという工夫みたいなものを続けていたのです。
そうするとおのずと奨学金だけで食費と光熱費は賄えるようになった訳です。
基本的にお金に困るということはない生活を大学生の最後まで続けていました。
家賃と学費以外の支援を親から受けてたとは言え、それ以外は自分で出す必要があるという意識がそうさせたのでしょうか?
変に仕送りを貰っていると甘えて毎日外食してしまいそうだしね
ご飯を用意するのが面倒ではないという性格も功を奏した形です。
水道光熱費、食費以外の奨学金の一部は貯金に回るという感じでうまく回っていましたね。
とはいえ人並みに食べたいラーメンや飲み会もしましたからそこは貯金で対応です。
バイトを始める
奨学金を貰っているとはいえ大学生活で使えるお金が奨学金だけというのは足りません。
サークル活動などの遊びで使うお金は自分で稼ぐ必要がありました。
スポットで入れるバイトで平時は月に2,3万円、長期休暇には10万円ほどを稼ぐようにしてうまく回っていました。
このルーティンで大学生活はほぼお金に困ることなく過ごすことができました。
もともとお金を使う方ではなかったため生活費を奨学金で賄えるベースがあれば気楽にバイトと向き合うこともできました。
まるでバリスタFIREをしている状態のようですね。
本当にあの頃はお金の面ではノーストレスでした。
貯金は30万円を下回らないように
子供時代の貯金を引っ提げての上京でしたのである一定程度のお金(数十万円)がある状態で一人暮らしをスタートしました。
自動車学校費用でガクっと減ってしまいましたが、その後は月々の奨学金のあまりとバイト代のあまりで貯金は30万円で均衡を保つようになりました。
明確に決めたわけではありませんが、たまたま30万円という数字で通帳が推移していたので、
30万円を下まわらないように何となく調整して生活をするようになりました。
他の友達が持っているお金を全て使っていたところ、自分だけ十万円単位のお金を常に保有する状態を続けていました。
友達には、
心の安定のために貯金を残しているんでしょ?お金は使って初めて価値があるものだ
と半ば嘲笑われた感じで言われたことを記憶しています。
当時は、
まぁその通りだな、でもこれが自分の性分だ
と思っていました。
ただ今思い返すと無意識で、その効力も理解していませんでしたが、
生活防衛資金に位置するお金を必ず残していたと考えると、良い金銭感覚を学生時代から形成することができたなと思います。
この経験が後の資産形成をスムーズに導入できたと思います。
クレジットカードを作らずしばらく代引き
クレジットカードの概念を理解しておらず、何となく危険だという認識で、また申請の仕方も分からないので、
通販はずっと代引きで注文していましたね。
代引き手数料を払うこともありました。
もちろん支払い時のポイントを貰うこともありませんでした。
ただ度々欲しいものが代引きに対応していなかったり、受け取りもお金を手元に置いておかないといけなかったため、
意を決して楽天カードを作ったことを覚えています。
一旦その便利さを知ってしまうともう離れられません。
貯金は常に30万円あったので引き落とし日を意識することはありませんでしたし、何で早く作らなかったんだと後悔もしました。
代引きが難しいネットオークションで中古品も買えるようになり、買い物の幅が増えました。
現在愛用中のクレジットカードについては下記事↓↓
料理スキルの向上
いつの間にかサークルの飲み会は大きなイベント後を除き、宅飲みがメインになっていました。
飲みというか食事に近かった。
複数人で、今日は何を作るか毎回考え、スーパーに買い物をしてから友人宅に向かうということが日常になっていました。
皆が皆率先して料理を引き受けるため誰が作るかという喧嘩も起きませんでしたし、食べた後はみんなでゲームをするなどで充実した生活を送っていました。
そんな生活をしているとおのずと料理スキルは上がっていくもので、この経験が社会人になってからの貯蓄スピードを上げてくれたことは間違いありません。
もちろん当時の出費も抑えることができて最後まで金銭的に余裕を持った学生生活を送ることができました。
社会人
再度寮暮らし
社会人になってからは私の事業所配属の新人は一律で寮暮らしとなりました。
家賃は2万円でほかに水道光熱費、インターネット代がかかりますが安いものです。
水道や風呂シャワーは共用でしたが学生時代で慣れていたことと設備の綺麗さは雲泥の差だったので問題はありませんでした。
違うのは学生時代とは違い給料が手取りで20万円弱ある状態なのでどんどん貯金は増えていきました。
結局二年間で寮生活が終わってしまったのですが、この二年間はかなりの貯金ができた期間となりました。
これが社会人パワーかと思い知ったものです。
一年で奨学金を一括返済
学生時代の奨学金は返済利子のかかる部分もありましたので、社会人2年目の春に240万円程度を一括返済しました。
これをしても手元に100万円程は残る状態だったので困ることはないだろうと考えて一気に返してしまいました。
一年でどんだけ貯金したんだよと思われますが、寮暮らしで家賃が格安だったことに加え、
FIREを目指した理由を話した過去記事にもあるように一年目は遊ぶ暇もないくらいに会社にこき使われていたためお金は増える一方だったのです。
利子の支払いが大きくなる前に返してしまおうという考えが働きました。
しかし今考えるとこの発想は愚の骨頂。
奨学金は金利が格安なので返す前の240万円を元手に投資に回す方が効率よくお金を増やせたはずです。
当時は投資のことなど全く知りませんでしたから、目先の利払いを無くそうとしか考えなかったのですよね・・・
あそこで決断していなければその数年後に投資を始めた時の元手を増やせたのに。機会損失。
マネーリテラシーの低さとは罪なのです。
家計はどんぶり勘定
会社に入って数年間は家計管理をまともに行っていませんでした。
毎月が黒字であれば問題ないという感覚でしかなく、
実際はお金を使わない性格と学生のころとは比較にならない給料の多さから毎月うん万円単位の余剰資金が生まれていたので問題はなかったのですが、
いくら使っていくら残っているかの家計の把握は全くしていませんでした。
なんとなくの大幅黒字に存分に甘えて過ごしていたのですね。
このころは結構考えなしに通販で何かしらを買っていた記憶がありますし、ご飯も簡単に外食で済ませる感じが多かったです。
まぁ長時間残業で自炊などする気力がなかったのが一因だったんだけど・・・
当然ながら今ほどの節約意識は持ち合わせていませんでした。
企業型DCはラップ商品に
人事部からの初めの新人教育の最後らへんで企業型DCの商品を選ぶ時間が儲けられました。
全っっっったく投資なんて1ミリも知らなかったですから、
何となく勝手に良い感じでバランスを組んでくれそうなラップ商品100%で申請。
信託手数料は何と驚異の2%・・・アホか。
このクソぼったくり商品に4年近くも投資していた自分を殴りたい。
なんで俺はこんな無駄な時間を・・・・
情弱とは罪なのです。
保険に加入
会社で団体で入れる医療保険と生命保険にも企業型DCの商品を決めるくらいと同時くらいに加入してしまいました。
医療保険はともかく、大卒新人に生命保険なんかいらんっちゅ~の。
受取人が親。子供が死んで親にお金が入ったところで誰が嬉しいというのか。
医療保険も貯金が十分できた後も加入し続けていました。
奨学金を一括返済できるくらいですから生活防衛資金に値する額はすぐに貯まっています。
でもそんなのな~んにも分からないのです。人事部も知ってか知らずかで教えてくれないし。
何となく加入するものだと、意味もなく思っていたのです。
保険は何のために入るのか、掛け金を支払う価値があるのかなど考える前に加入しています。
よく分からないので「あとで脱退や変更ができる」という言葉に安心しその場しのぎで加入。
後で変えるなんてめんどくさくなってやるはずが無いでしょう・・・
マネーリテラシーが低いというのは罪なのです。
危うくワンルーム投資に引っかかりかける
詳しくは下記記事をご覧ください。自分の断れない性格に嫌気がさします。
皆様も気をつけてくださいね。当時の私のマネリテなんてこんなもんです・・・
格安SIMに変更!
最近何か格安SIMというものが流行っているらしい。
聞いてみれば3大キャリアと比べて月に5,6000円も安くなるらしいじゃないか!
という感じで色々調べてSIMフリースマホと格安SIM会社を選択。
入社して2,3年してからだったでしょうか。スマホ通信費の大幅節約を成し遂げました。
とはいえこの時は「色々節約していこう!」と意気込んだわけではなく、
節約効果のインパクトが大きすぎてやらないのはもったいないと思っただけでしたね。
一度やってしまえばずっと節約効果が得られるという点もやる気にさせた一因でした。
終わりがあると人間は頑張れるものです。
会社員生活は終わりが見えないから嫌・・・
しかし選んだSIMフリースマホは4,5万円だったのでミドルハイレンジのスマホだったでしょうか。
ネットブラウジングやLINEしか殆どしない自分にはオーバースペック!!
買い物はまだまだ頑張らなきゃならないレベルでした。
お金の勉強を開始!
会社の休憩室で友人からNISAを始めるか悩んでいるということを聞いたことがきっかけで、
いよいよ本格的にお金の勉強を開始しました・・・!!入社してから4年目あたりでしょうか。
株式取引と投資信託の違いも分からないレベルでしたが、夏休みという長い時間を確保できる期間に集中して取り組みました。
方法はもっぱらYoutubeでの動画見漁り。
そこでインデックス投資という概念にたどり着き、種銭が多い方が有利だということも学び、種銭には節約が欠かせないということ等々、芋づる式に知識が入ってきました。
よく有料セミナーなどに行かなかったものだなと。無料のYoutubeで大正解
この夏休みは自分にとって大きな転機となりました。
今では投資をやらない人生など考えられません。投資をしていなければ人生が苦しくなる可能性すらあります。
心の底から投資に出会えてよかったと思っています。
いままでのすべての情弱ぶりに反省するばかり。まだ入社4年目で気づけたことを幸いに思います。
積立の増額に次ぐ増額
NISA口座を開いた後は積立設定を行い淡々と続けるのみ・・・
だったのですが投資を始める前段階ですでにどんぶり勘定なりに数百万円の貯金がありましたから、
入金速度にしびれを切らして月3万円→5万円→10万円と段々と積立額が大きくなっていきました。
ボーナスも定期的に入るので入金スピードが追い付かなく月30万円を投資していた期間も長かったです。
インデックス投資は出来るだけ早く多くの資金を投資していることが合理的であることを夏休みに理解していましたから積立額増額に対する躊躇はありませんでした。
流石に一括投資は怖くて辞めておいた。
しかしその後襲うコロナショック・・・!
一気に元本割れが大きくなりましたが、そこも夏休みの勉強の成果。
インデックス投資とは長期的には右肩上がりだという理念に従って、短期的な暴落時は安く仕込めるチャンスということも理解し、
淡々と月十数万円の投資を続けていました。
いつかはプラスに転じるとどっしり構えていられたことを覚えています。
完全無料のお金の勉強侮ることなかれ。
FIREを明確な目標に
夏休みに集中したお金の勉強によりインデックス投資の概念と節約の大切さを学んだあとは、
家計簿アプリの導入も相まって資産の数値がどんどん大きくなっていくことを実感しました。
投資を知る効果とは単にお金を増やせるといったことだけではなく、投資のために節約や倹約で種銭を多く確保しようとする行動に変わることが大きいです。
投資歴が短い内は投資元本の割合が大きいためです。
医療保険や生命保険の解約、格安SIMへの変更など一度やってしまうだけで大きな効果をもたらす費用削減と、
これも一度設定してしまうだけで基本は完結するインデックス積立投資により、
20代終わり頃にはいつの間にか資産は2000万円を超えるようになっていました。
入社後数年で破壊された会社員感からできれば働きたくないという想いが湧いていたところに、
Youtubeにて遂にFIREという概念に出会いその後意識するようになります。
まだこの頃はあこがれを持ちつつも、
FIREなんて現実的には無理
と思っていたのでFIREへの試算などもやっていませんでした。
しかし結婚をして世帯資産が大きくなりアッパーマス層(総資産3000万円以上)になり始めたところから微妙にFIREを現実的に考えるようになったのです。
完全リタイアするフルFIREではなく半分働くサイドFIREやバリスタFIRE、老後資産の準備を早期に終わらせてしまうコーストFIREという、
より現実的な資産高で実行が可能なFIREのスタイルを知ったことも大きいです。
まぁそんな現実的スタイルでも数千万円単位の資産が必要ではあるのですが、そんなことには尻込みする必要はなく、
実行するしないに関わらずFIREを目指すこと自体には損はない
というところまで考えがいきついたことも、FIREを明確に目標に据えるための一助となりました。
極度の倹約家に進化
FIREを明確に目標にした後は理屈を持ったお金の使い方をするようになりました。
例えば以下のようなことです。
- 欲しいものは必要なものか欲しいだけなものか
- 満足度が高い買い物であるか、その満足度は継続するか
- オーバースペックではないか
- 有名ブランドやメーカーというだけで選んでいないか
- タイムセールに騙されていないか
- 送料無料条件達成のため不要なものを追加で購入しようとしてないか(送料を支払うよりお得になるか)
- せっかく来たからと不要なものを買ったりしないか(例:お土産に価値があるか)
- 単価より必要十分性。例:250円で使い切れない量より200円でちょうど使い切れる食材 etc.
中には今まで何となく実行できていたことを明確な考えとして定着出来たりしたものもあります。
投資のことについて学び、そのための種銭を作るためにお金の使い方に向き合うとおのずと思想も行動も変わるのです。
今ではインデックス投資へ毎月の収入の75%もの資金を入金している極度の倹約家になり果てました。
そうしていると一緒に暮らす人間の行動も変わり得ます。
結婚前の妻はむしろ上記リストとは真逆の性格でしたが、さほど強制することもなくわたしの行動を聞いたり見たりするうちにかなり寄ってきた考えと行動をするようになりました。
一定程度投資をしてくれたら残りは好きに使って良いというルールにしているのですが、
あまりにもお金を使わないわたしに気を使ってか使わまいか、勝手に買い物を我慢するようになっています。
こうして倹約家夫婦の出来上がり。
そして先般総資産が5000万円以上の準富裕層にまで到達した本記事執筆時点に至ります。
転機は投資
二記事に渡り子供時代から社会人の現在までの金銭感覚について話してきました。
今回の大学~社会人編は色々お金に触れる機会が増えた時代であったため長くなってしまいました。
こうやって振り返ってみると、
準富裕層になったわたしも親から特段の金融教育を受けたわけでもないし、社会人になって数年間はむしろマネーリテラシーの低い人間でした。
そんな人間が30代前半で準富裕層を達成する転機は明らかに投資です。
投資と巡り合ったことで芋づる式にお金のことに対して考えるようになりました。
労働で得たお金は命を削って得た対価です。
そのお金に対して向き合うということは人生と向き合うということです。
お金の使い方≒生き方
何となくの安心を買うためだけの節約・倹約は続きません。
投資でお金を増やすためというもう一段階上の目的を得たことでわたしの場合は変わりました。
そこからさらに目的をFIREへ昇華させたことで30代前半と言う早期に資産5000万円を達成できたと思っています。
結婚により妻の資産が途中で合算された結果ではありますが、前述のとおりわたしのお金に対する意識が伝搬した成果が一部あるとも思います。
もちろん他の方法で大きな資産を築く人もいるでしょう。
ただことわたしのようなサラリーマンにおいてはいかに投資に早く巡り合うか、理解するかが鍵なのだと思います。
正確に言えば投資に出会ってからの家計の見直しや意識改革が鍵です。
実際にわたしの総資産5000万円達成時の投資利益は1000万円程度にすぎません。
75%以上が投資元本なのです。
投資の一番の効果とはお金を増やせることではなくお金に対して真剣に向き合うことができるということかもしれません。
そんな金融意識改革に投資は超効果的であるという実体験があります。
それがいつになるかが将来を分ける気がします。
以上!