
投資初心者に適した商品は何だろう?
これから投資を始める方は「投資初心者 おすすめ」等と検索をかけると思うのですが、
残念ながら投資自体に初心者向けというものはありません。
そう考える理由をお話ししていこうと思います。
投資に初心者向けがない理由
その人に合った投資手法を選ぶだけ

投資手法にはいろいろあります。
個別株投資、FX、インデックス投資、不動産投資等々・・・
例えばインデックス投資が比較的安全に投資を行えるからと言って、個別株投資に興味がある人にインデックス投資を勧めてもピンとこないはずです。
個別株投資は株発行元の企業が倒産すれば価値が0になりますから、ナン百ナン千銘柄に一度に投資できるインデックス投資に比べるとかなりのハイリスク商品になります。
しかしその人が個別株投資をしたいと思うなら「危険だから」と別な投資方法を勧めるのはお門違いです。
インデックス投資のように長期で資産を形成していくことを目的とせず株主優待目当てに投資をしたいというなら、

やはり個別株投資をする必要があります。
定期的なインカムゲインが欲しければ、

高配当株投資や不動産投資による家賃収入などを狙うことを考える必要があります。
一攫千金を狙いたいのなら、

FXやハイレバレッジ商品に手を出すことも検討する必要があります。
真偽は別としてインデックス投資は初心者向けと言われていますが、その人の目的に合っていなければその人向けではないのです。
もし「何となくお金を増やしたい」という目的の初心者であればインデックス投資はオススメであるかもしれません。
ただしあくまで「何となくお金を増やしたいという目的」に合った投資手法を提案しているだけであって、初心者向けだとして提案できるわけではないのです。
例えば個別株投資とインデックス投資は別物です。
仮にインデックス投資だけを十年間行った経験者が、いきなり個別株投資で成功できるかのと言えばその相関は全くありません。
個別銘柄の選定を行ったことがないからです。
その人はインデックス投資は中級者ですが個別株投資においては初心者だからです。

そろそろ俺も中級者だから他の投資をしてもよいな
とはなりません。
それぞれの投資手法にはそれぞれのノウハウがあり、それぞれに勉強をしなければならないのです。
流用できるスキルもないことはないですが、初心者向けの投資手法という概念はありません。
自分が何をしたいのか、どのくらい投資に時間を割けるかなどの目的があって、それに合った投資手法を選ぶだけなのです。
長期投資は長く続けることが前提

2024年から開始された新NISAにて買われた商品はインデックス投資信託が多いと聞きます。
私もインデックス投資家ですのでインデックス長期投資に焦点を当てると、
長期投資は投資信託やETFを長く持ち続けることが原則になってきますので、
仮に初心者向け、中級者向け、上級者向けの商品が存在したとしてそれを投資経験によって渡り歩いたのでは原則に反してしまいます。
インデックス長期投資の概念は「短期的に上下はあれど長期的には右肩上がりである」ことです。

またドルコスト平均法を実行できることで積立投資におけるリターンの効率化を計ることができます。
しかし長期で継続する途中でなんの計画性もなく別な商品に乗り変えるなんてことをすると、
乗り換え先で一括高値掴みになってしまったり、乗り換え前商品が売った途端に上昇していく機会損失などが起こる可能性もあります。
仮に乗り換え前商品が天井時点だということ、または乗り換え先が底着きしたと判断したとしても、
それはもうインデックス投資の概念を逸脱しています。
なぜならインデックス投資は短期の相場は分からない、つまり短期的に天井や底を着いたことが分からないことを前提としているとも言えるからです。
短期的に相場を読むスキルがインデックス投資にはありません。
投資経験(投資期間)によって選択する商品を変えるというのはインデックス投資からすると合理性がない行動なのです。
一度買った商品は今後数十年間持ち続けるといった前提で選定を行うべきなのです。
欲しいリターンと負えるリスクで決めるべき


SNS界隈ではオルカンが投資初心者向けだという意見が多くみられます。
オルカンとは専らeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のことを指します。
これ一本を買っておけば全世界の株式に広く分散して投資ができるため、単純明快で初心者向けだというらしいです。


株式100%の商品が初心者向けというらしいです。
株式100%の資産は債券などのローリスク商品を織り交ぜるよりもリターンは高くなる傾向がありますが、暴落時には-50%もの下落を経験することになります。資産が半分になります。
そして暴落と言うのはいつ起こるか分かりません。明日かもしれません。
そしてこのような大きな暴落と言うのは回復に時間がかかるものです。
下手をすれば-50%の元本割れの状態を数年間、長いと10年間も経験することがあります。
ちょっと回復傾向になってきたと思ったらまた次の大きな下落に遭うといったこともあります。
それに耐えて投資商品を保有し続けられるかが長期投資では大事になってきます。
もし-50%で耐えられないのであれば、債券などのローリスク商品を織り交ぜた資産配分にしておくべきです。
債券には回復までの期間を短くする効果も期待できます。
要は何が言いたいかと言うと、
投資商品を選ぶ判断基準は、自分がどれくらいのリターンが欲しいのか、どのくらいのリスクに耐えられるのかを考慮して選ぶべきだということです。
投資商品一個で完結させたいならバランス型という選択肢もあります。
ちなみにバランス型は債券やREIT等にも分散しリスクを抑えた商品ですが初心者向けという訳ではありません。
あくまで「このくらいのリターンが欲しくてそれに見合ったリスクである商品はどれか?」という判断方針であるべきなのです。


その結果オルカン1本を選んだとしてもそれはそれで問題ありません。
危険なのは、初心者向けと聞いたからオルカンを選んだけど値動きが大きすぎて気が気じゃない、私生活に影響が出る。
といった自分のリスク許容度を超えた投資をしてしまうことです。
初心者向け商品というものは無い、といった前提で商品を選ぶとしっかり自分に向き合った投資を行うことができると考えています。
初心者におすすめできるのは「小さく始めること」


一旦投資に入金すればその市場の上下を経験することになります。
そこに初心者や経験者の区別はありません。


同じ商品を買えば同じ割合のリスクを負うことになります。
人によっては初心者でも大きなリスクに耐えられる人もいるでしょうし、経験者でも比較的小さなリスクしか取れない人もいます。
または経験者でも敢えて小さなリスクで抑える人もいます。そこまで大きなリスクを取る必要のない人もいます。
そして用途と目的、嗜好によってインデックス投資か個別株投資、不動産投資、またはほかの投資手法を選ぶべきです。
ただし初心者に対してこのように突き放すだけかと言うとそうではなく、総じておすすめしたいのは、
小さく始めることです。
小さくとは金額を小さく、それと投資手法を手広く採用しないことです。
例えハイリスクな株式100%の資産配分を選択したとしても、金額を小さく始めれば短期的な振れも小さな金額の振れで済みます。
そうやって市場の動きというものに慣れていき、慣れてきたところで積立額を増やすなどを考えればよいのです。
ただしこの慣れというのも怖いのでぐっとこらえて徐々に積立額を増やしていくことをおすすめします。
投資金額の振れも怖いのですが、日々の生活に対して投資額が負担にならないかの見極めも大事だからです。
月にどの程度までなら生活に影響が出ないか知ることは投資を長く続けていくためには必要です。
もちろん投資に回すことのない生活防衛資金と今後数年間で使う予定のお金は現金で確保しておいてください。


生活防衛資金は不慮の事態に対応するためのもので、
今後数年間で使う予定のお金と併せて暴落に遭ったら困る資金だからだよ。
また初めから投資手法を手広く行うことも避けた方が良いです。
まだ慣れていない投資というものに、その中でも毛色の違う投資手法を同時に行っていたのでは管理がしきれないですし、
日々、または一刻一刻変動するインデックスや株式の評価額に翻弄されてしまっては生活に影響が出かねません。
まずはコアとしたい投資手法をしっかり実践してから次に行くことをおすすめします。
初心者向けの投資はありません。
初心者の方は、自分のやりたいことに対して適切な投資手法と投資商品を選べたら、まずは小さく始めましょう。
それだけが唯一万人におすすめできることなのです。


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(出所: 東証統計資料、 各社WEBサイトの公表資料より当社集計、各社委託個人 (信用) 売買代金÷株式委
託個人 (信用) 売買代金 (二市場 1,2部等) + ETF/REIT売買代金} にて算出)
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楽天証券 (カナ順) ) です。 (2022/12/16時点各社公表資料等よりSB証券調べ)
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