アッパーマス層から準富裕層へ到達するためにやること・やらないこと

資産形成

富裕層とは野村総合研究所の定義よると純金融資産が1億円以上5億円未満の世帯のことです。

参考:野村総合研究所

その上に超富裕層という層がありますが富裕層以上の世帯は日本の世帯における割合で上位約2.7%しか存在しないまさにお金持ちと言われるにふさわしい層になりますね。

しかしながら富裕層の条件である金融資産1億円以上というのは誰彼目指せるものではなく、

一般的なサラリーマンにとって月々の収入の大部分を20年、30年と長期投資を行ってやっと到達できるかどうかのレベルです。

キンチラ
キンチラ

もちろんFXや個別株トレード、事業を立ち上げるなどで短期間で一気に手に入れる可能性は0ではないですが、再現性という意味ではリスクも高く簡単にはおススメはできません。

ではその下の準富裕層はというと、

準富裕層とは野村総合研究所の定義によると純金融資産が5000万円以上1億円以下の世帯になります。

準富裕層は日本の世帯における割合で上位約8.8%にあたる世帯であり、10人に1人いるかどうかの割合になります。

5000万円なら一般的なサラリーマンでも現実的なラインになってくるのです。

その下のアッパーマス層は上位約22%の世帯なので、アッパーマス層から準富裕層に上がるというのはジャンプアップする感じが大きいかと思います。

俗に言われる小金持ちがこの準富裕層にあたるのです。

現在私は毎月の資産報告のようにアッパーマス層にあたります。

記事執筆時点では純金融資産4460万円を築き、30代前半にしてもう少しで準富裕層というところまで来ています。

今回はアッパーマス層から準富裕層へ到達するために私がやっていること、やることを述べたいと思います。

ぜひ参考にしていってください。

※2024年2月 準富裕層に到達しました。

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準富裕層に到達するためにやっていること

まず既にやっていることに関しては本ブログではすでに下記記事で詳細に述べていますのでご参考ください。

収入の大部分を貯蓄することや、投資を活用することは大前提となります。

そのうえで、これからより一層意識しなければならいと思っていることを述べたいと思います。

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準富裕層に到達するためにやること

インデックス投資への入金の手を緩めない

決して投資への入金を緩めません

お金にとって一番の敵は、自分です。

保険勧誘でも高価なものを売り込むセールスマンでも詐欺師でもありません。

最終的にお金を使うことを選択しているのは自分なのです。

手元に自由に使える現金が大きくなっていくと「少しくらいならいいかな」と邪念が発生する可能性があります。

キンチラ
キンチラ

その少しがトリガーとなり大金を失う可能性も出てきます。

そこで私が実施しているインデックス長期投資というものがそれに歯止めをかけてくれるのです。

なぜならインデックス長期投資というものは長い期間資金が投資されている状態にあって初めて大きな利益を生み出すものであり、

途中で解約することは意に反する行為だからです。

インデックス投資に入金した資金をわざわざ取り崩してまで何かを購入するために充てるというのは、少なくとも資産形成期においては躊躇する行為となります。

貯蓄は現金で置いておくのではなくインデックス投資へ入金して資産拡大を図りつつ、自分という大敵から守ります。

もちろん投資であるので相場によっては価値が減少することもありますがインデックス投資は長期的に右肩上がりを期待する投資手法ではあるので、

減少は長い期間の一部分に過ぎないと考えて継続するのみです。

マイカー、マイホームを購入しない

保有する資産が増えだすとかなり現実的になってくるのが高額商品の購入です。

その中でも人間の生活に根強いマイカー、マイホームも検討の余地に入ってきます。

アッパーマス層ともなればマイカーは一括で買えてしまいますし、マイホームに対しても頭金を多く入れることも可能となってきます。

ここでそれらを購入しては準富裕層から一気に遠ざかってしまいます

ここが上位22%と8.8%の差ではと考えています。

大抵の日本人は金融資産3000万円未満のマス層ですが、その上のアッパーマス層になれてもマイカーやマイホーム購入で準富裕層にはたどり着けない・・・

キンチラ
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他の高額な嗜好品などもありますが、特にマイカーとマイホームは根強い。

いち早く準富裕層にたどり着くことだけを考えれば遠回りも遠回りです。

それにマイカーやマイホームは買って終わりではなく、維持費というものがかかります

うっかり気持ちが変わって購入しようなどと考えないように意識していきます。

生活レベルを上げない

アッパーマス層なんだから、準富裕層目前なんだから、少し家賃の高いところに住んでもいいよね?

なんて考えてはいけません。

固定費を増加させることは貯蓄の大敵です!!

収入が増えるとそれに伴い支出も増えるというパーキンソンの法則の罠に引っかかってはいけません。

収入を貯蓄と置き換えても同様のことが言えると思うのです。

貯蓄が増えると心の余裕が生まれますが、それを贅沢の余裕に変換してはいけません。

あくまでいざというときに出動できる貯蓄があるという心の余裕に過ぎないからです。

アッパーマス層や準富裕層目前となれば少し固定費を増やしても対応は可能でしょうが、それをしてしまうと貯蓄スピードは確実にスローダウンします。

贅沢は贅沢の仕方というものがあります。決して固定費を上げることを選択してはいけません。

ガス抜きを忘れない

とはいえ、貯蓄ばかりで趣味や嗜好品を一切我慢するというのは貯蓄の継続性という意味で危険です。

どこかで我慢の限界がきて爆発します。

現在と将来のバランスをうまくとりながらでないと、貯蓄は積みあがっていかないと考えます。

たまに旅行へ出かけたり、美味しいものや珍しいものを食べに外食したりなど今の人生も楽しみながら、将来への貯蓄も積みあげていく。

その無理をしない状態がベストです。

贅沢は貯蓄に影響を及ぼさない範囲でスポットで行っていく。私はこれからもそれを意識したいと思います。

キンチラ
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このガス抜き、非常に大事です。侮ってはいけない。

新NISA枠の早期活用

最後は初めのインデックス投資に関することです。

2024年から新NISAと呼ばれる現行NISAから非課税投資枠や非課税期間がパワーアップしたお得な制度が開始されます。

制度については下記記事で触れていますのでご参考ください。

新NISAは現行NISAに比べて非課税投資枠の拡大、非課税期間の無期限化と、資産形成に対して大きく味方になる制度です。

キンチラ
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簡単に言うと、投資で得た利益に対してかかる税金がかからなくなる枠と期間が増えた!!

投資の含み益を含めて準富裕層到達・・・ではすべて現金化した際に税金が引かれる分アッパーマス層に転落する可能性があります。

使える非課税枠はフルで使っておくことに越したことはありません。

世の中がインフレや増税が相次ぐ中、貴重な減税制度ともいわれる新NISAの活用はもはや準富裕層を目指すためには必須科目です。

気を緩めることなく、生涯非課税枠1800万円を埋めにかかります。

私のNISA活用戦略については下記記事で詳しく述べています!気になる方はぜひご閲覧ください。