私の家計は総資産3500万円、毎月の投資入金額28万円(現在は貯金の移し中により90万円)の貯蓄体質な超優良家計です。
世間ではアッパーマス層と言われる上位22%の世帯です。
毎月の総資産公開は下記で行っていますので参照ください。
またボーナスの使い道に関しても記事にしています。
この貯蓄額や入金額を確保するためにも、節約・倹約は欠かせません。
その中でもふるさと納税による返礼品は家計にかなりのインパクトを与える倹約です。
ふるさと納税の仕組み
ふるさと納税の唯一にして最大のメリットは、実質負担2000円で様々な返礼品を多くもらえることです。
仕組みは、自分の住民票に記載されている都道府県以外の自治体に寄付をすることで、
手数料2000円で次年度の住民税または所得税から寄付金額が控除されることに加えて返礼品を貰えることです。
寄付額はそのまま税金から控除されますし、2000円を支払っても返礼品の価値が余裕で上回りますので、お得!というわけです。
支払っている税金額が多いだけ寄付できる金額も多くなり、その分返礼品も多くもらえます。手数料は2000円固定です。
なので累進課税である労働者が税金を取り戻す唯一の手段としてにぎわっています。
本来の理念としては、税収の多い自治体から少ない自治体にお金が流れることで、地域差を無くそうという思惑だそうです。
考えた人天才!最高!!
ふるさと納税の倹約で気を付けること
ふるさと納税の返礼品の種類は数えきれないくらい多岐にわたります。
自治体が持つ特産物に限らず、家電、パソコン、キャンプ用品やコストコの会員資格まで多種多様です。
しかしながらふるさと納税を活用した家計の倹約においては返礼品を選ぶ際に気を付けなければならないことがあります。
それは二点あると考えています。
第一に、家庭で消費されるものでなければならないことです。
例えば返礼品としてキャンプ用品を選んだ場合、それがいつか買う必要なあるものでない限りは倹約にはなりません。
大抵は物欲がそそられるだけのものを貰っているでしょう。
本来失うはずだったお金が戻ってきたという「儲け」感覚から、財布のひもが緩みがち
第二に、度を過ぎた贅沢品であってはならないということです。
家庭でいつかは使うもの、できればいつも使う日用品であることが望ましいです。
ふるさと納税での倹約に失敗するよくあるケースとしては、贅沢品を返礼品としてもらってしまうことです。
例えば日常的にはなかなか食べない高級ステーキ、伊勢海老などを貰ってしまっては、食費の節約効果はかなり薄れてしまいます。
なぜなら、それらはふるさと納税がなければ食べなかったものだからです。
ふるさと納税は寄付金額に対してそれ相応の価値(還元率30%等)の返礼品が扱われますので、物自体が高級であれば同じ寄付金額なら量が少なくなってしまいます。
倹約のために選ぶべき返礼品の特徴
ここまで読んでくださった方はお気づきかもしれませんが、倹約にフォーカスするのであれば選ぶべきふるさと納税の返礼品は、
日常的に消費する食品、消耗品です。
これらの特徴は結局食べる、使うものであるというところです。
何もしなければお財布から出ていくお金で購入していた食品や消耗品を、ふるさと納税を使うことによって実質2000円で、2000円を大きく上回る量で手に入れることができます。
このような日常消費するものを貰うと家計にとってすごくインパクトのある倹約となるのです。
とはいえ普段スーパーではなかなか購入できないものをいただけるというのもふるさと納税の魅力。
度をすぎない程度のちょいお高め食材であれば、生活の色どりを添えるという意味で倹約とのバランスが取れていると考えて我が家では選択することもあります。
たまに贅沢品を選ぶのも悪くないけど、やはりメインは日常消費するもの!
超優良家計が選ぶ返礼品
さて本題です。前置きを読んでくださった方々ありがとうございました。
以上のことを踏まえて、超優良家計である我が家が選び、これはよかったと思うものを4つ紹介したいと思います。
その後あまりよくなかった返礼品も紹介するので最後まで見ていってね!
ではまいります。
※あくまで主観です。倹約だけに傾倒すればもっとお得な返礼品がある可能性があります。
お米
まずは日本人の主食、白米です。
自炊メインの我が家はお米は必ず食べますので、結局食べるものに該当します。
私は地域やブランドを限定せずにできるだけ量の多いものを探しています。
なおポイント還元率も高い楽天ふるさと納税を使用しています。
商品名に〇月限定とあるかもしれませんが、記事執筆時点では毎月出品されているようです。
しっかりおいしいお米をいただけています。
お米の種類は風味や水分量の違いはあれどなかなか美味しくないというのものはありません。
一人暮らしや二人暮らしならふるさと納税だけで年間のお米代を0円にすることは十分可能です。
お米はしっかり押さえておきたいふるさと納税倹約の鉄板返礼品です。
我が家は年に1回はリピートします。
お肉
次はお肉です。
料理に欠かせない食材で、これも結局食べるものになります。
牛肉には切り落としを選んでいます。
基本的には料理に使うため、すき焼きや焼き肉用などは選びません。
切り落としでも割と面の大きなものも含まれているため、そういったものを厳選してすき焼きに転用しています。
すき焼きは食材を切って煮るだけで簡単に一食を賄うことができ、かつ次の日もうどんなどを入れて一食にすることができます。
鍋料理は節約の見方です。
豚肉は豚バラを選んでいます。
豚バラは料理にオールマイティーに使いやすく脂のうまみも感じられる美味しい部位なのですが、スーパーで買うとなるとほかの部位よりも少々値段がお高めです。
割安な豚こま肉やロース肉はスーパーで購入し、豚バラはふるさと納税でいただくようにしています。
鍋料理にも中華料理にもその他煮込み料理にも使いやすい部位なんです。
我が家では多いときは2回リピートします。
料理レパートリーを考えると、豚バラじゃないと成り立たないものがあるしね
ネギトロ
ネギトロは「嗜好品では?」と思われたかと思います。
確かにその通りです。
しかしながらネギトロは日々のご飯を構成する優秀な食材で、料理の簡単な小鉢的存在としてはもちろん、ネギトロ丼にするとメインを張れる食材となるのです。
我が家は共働きサラリーマン。
仕事終わりに今日は料理が面倒だな、と思った時には簡単においしいご飯を作れるので重宝します。
そしてトロトロした安定のおいしさがあるため、食事が好きな妻も納得の返礼品です。
こういった火を扱わずに簡単にご飯が作れるといった食材は、外食に行くという選択肢を無くしてくれるためさらなる倹約に繋がります。
解凍するだけだからねぇ
返礼品でもらったお米と合わせればふるさと納税ネギトロ丼の完成です。
日々の自炊生活で非常に助かる食材ですので、年にたまにリピート候補です。
もつ鍋
もつ鍋もネギトロと同様に嗜好品に近い料理ですが、鍋料理という点で節約の見方です。
他の鍋料理と異なるところは、もつ以外の食材はキャベツとニラだけで済んでしまうというところです。ニンニクと唐辛子はお好みで。
そろえる食材も少なく、そして比較的安く購入できますのでトータルで節約効果はある程度あると考えます。
そして鍋料理なので、残った汁で次の日の一食も賄うことが可能です。
中華麺を入れてこってりラーメンをするのがおススメです。
もつが美味しいんだなぁ~
基本的に鍋料理は日々の自炊生活の負担を軽減してくれる優秀な調理方法です。
とはいえそこまで頻繁に食べるものではないため、年に1回頼むことがあるかどうかです。
それよりもお米かお肉を重視していただいていますね。
あまり良くなかった返礼品
以下二つは過去に頼んでみたはいいものの、あまり良くなかったなと思った返礼品です。
サーモン
サーモンは結構料理に使いずらい食材でした。
日本人が朝ごはんに食べるような紅鮭ではなく、お寿司などに乗ってくるようなサーモンピンクのやつです。
火を通す料理だとレシピを考えるのが難しい食材で、あっても調理工程が多いレシピが多くて苦労します。
お刺身にするにしても柵をカットする工程が面倒でした。
前述のネギトロは解凍して絞り出すだけですからね。
結局は毎回メイン料理のサイド小鉢としてのお刺身ばかりで消費しきってしまい、もういらないな、と思った返礼品でした。
魚介類はスーパーでスポット購入し焼き魚くらいにする程度が我が家にとってはちょうどよいです。
大量の備蓄は逆に悩みの種となってしまいました。
魚介類は家庭での料理では扱いずらい。
馬肉
馬肉が好きで試しにいただきましたが、そのまま食べるだけで料理の食材としては使えませんでした。
それよりも、そんなに美味しくない・・・・
鮮度を保つのが難しいのか、冷凍されてきたから、居酒屋で食べたものと印象は違いました。
他の食材に比べてそこまで量ももらえないため、正直失敗した返礼品でした。
贅沢品を頼んでしまった典型的な失敗例!!
自分に合った返礼品を選ぼう
ふるさと納税の返礼品での倹約はティッシュやトイレットペーパーなどの日用品もありです。
が、それらはスーパーやディスカウントショップによっては相場よりかなり割安な値段で手に入れられることもしばしば。
やはり家計を圧迫するのはどちらかというと単価の高い食費ですので、我が家は食材のみを選択しています。
ただし誰しもが自炊メインではないと思いますので、自分でカスタマイズをしていってもらえたらと思います。
我が家がたまにちょい贅沢食材を選ぶように、倹約以外にもそれぞれの人にとって自分が楽しい・面白い・幸せを感じる使い方もありです。
節約・倹約は幸せになるためのあくまで手段なのです。
本記事はアッパーマス層夫婦が実際に選んでいる返礼品の一例として、参考にしてください。
それでは楽しいふるさと納税ライフを!!!