30代前半で資産6000万円は新NISA貧乏なのか?|準富裕層|投資|

資産形成
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この記事では、30代前半で資産6000万円に達した私が新NISA貧乏に陥っているのか、実情を公開します。資産形成の考え方の参考にしていってね!

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新NISA貧乏とは?

新NISA貧乏という言葉をご存じでしょうか?

2024年からスタートした旧NISAの流れをくむ新NISAは、非課枠の拡充と非課税期間の恒久化により一般国民が資産形成するにはかなり十分な制度に生まれ変わりましたよね。

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新NISAについては過去記事で詳しく解説済です!

生涯投資枠1800万円が各国民に割り当てられ、年間最大360万円の非課税枠があるため、新NISAは最速で5年間で非課税枠を埋めきることができます。

こういった枠を与えられると、埋めきりたくなるのが人間の心理。

実は投資界隈のSNS上では「360万円×5年を最速で埋めきろう」という投資入金力がすさまじい人で溢れているのです。

だた、これをならすと月30万円の積立金額に相当しますが・・・

新NISAの平均積立額は月6万円程度というデータもあります。それと比べると、月30万円の積立はかなりハードルが高い…

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それどころか、月々の給料から生活費を差し引いた余剰資金だけで賄うのは「到底無理」なはずです。

最速で埋め切れる人はさぞ高収入の人なんだろうなぁと思うのが自然だと思うのですが、

中には頑張ってギリギリ埋め切ろうという人も結構多いのです。

そしてさらにそういう人の中でも、「新NISAを埋める=未来への投資を優先」し過ぎるあまりに現在の生活を犠牲にするような人もいて、

そんな人が新NISA貧乏と言われるんですよね。

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未来のことばかり考えて、今を楽しむためのお金を使わない(使えない)という状態なんだね。

実を言うと、私も新NISA最速埋めきりたい勢の一人だったりして、

しかも30代前半にして資産6000万円を達成という属性なだけに、未来への投資に資金を回しすぎている、まさに新NISA貧乏なんじゃないか?と見る人もいそうですね。

今回はちょっとそのところを話していきたいと思います。

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私は普通のサラリーマン

まず、私自身の月々の収入はごく普通のサラリーマン並みで、妻も同程度です。

つまり、毎月の収入だけで個人で月30万円を新NISAに投入するのは不可能です。

生活費の内訳については以下の過去記事で触れていますので合わせて参考にしてください!時間がたっていますが大きくは変わっていません。

では、なぜ最速で満額を埋められるのかというと、新NISAが始まるまでの旧NISA特定口座で長年積み立ててきた資金を活用できるからです。

特に、旧NISAの一般NISA枠が続々と非課税期間の5年を終えるため、その売却資金をちょうど新NISAに充てることができる、という仕組みです。

とはいえ、これまで未来のために資金を確保し続け、それを現在の生活費に充てることなく新NISAへ回しているという点では、「新NISA貧乏」容疑が晴れたとは言い切れないかもしれません。

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実際、年間の手取りに対して貯蓄率75%を維持し、収入の大部分を資産形成に回している家計ですから。

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新NISA貧乏ではない!その理由

一般サラリーマンが30代前半で資産6000万円、と聞いたら新NISA貧乏なんでしょ?と思われるかもしれませんが、私自身、まったく新NISA貧乏だとは感じていません。

その理由をいくつか説明します。

効率的な節約により現在と将来を両立

そもそも貧乏かどうかは、当事者の主観による部分が大きいものです。

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例えば、平均年収であっても貧乏と感じる人もいれば、そうではない人もいるでしょう。

要は、自身の可処分所得の範囲内で、最低限の生活に困らず、余暇を楽しめているかどうかにかかっています。

何も、広い家や高級車を持ち、毎月のように海外旅行にファーストクラスで行けるような人だけが「貧乏じゃない」というわけではありません。

そういう観点でいえば、私は新NISA貧乏には全く当てはまりません。

75%も蓄財に回しておきながらそんなことはないだろう

と思われるかもしれませんが、それでも新NISA貧乏に陥らずに済んでいるのは、残りの25%でも十分に生活できる家計を構築しているからです。

効率的な節約を徹底することで、生活に必要なコストを最適化していると自負しています。

例えば、

  • 自炊メイン食べる量を減らさずに食費を圧縮。食材は産地やメーカーにこだわらず価格重視。
  • ふるさと納税の活用返礼品は日常使いの食材や日用品に限定し、生活費を削減。
  • 保険の見直しまとまった貯蓄があれば不要なものは解約。家財保険など必要なものも割安プランに。
  • 料金プランの見直し → 通信費や光熱費を定期的に見直し。
  • 車を持たない → 都内在住のため公共交通機関を活用。
  • 家賃負担の削減家賃補助の大きい会社を選び、都内在住のデメリットを軽減。
  • 最安値を徹底 → 食材に限らず、あらゆる買い物で最安値やクーポンを駆使。
  • 買わないという選択肢衝動買いゼロ。じっくり考え、購入不要と判断することも多い。

細かく挙げればキリがありませんが、常にコストを意識した家計管理を徹底し、それが習慣化しています。

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以下の過去記事にて私の家庭のリアルを解説しました。それから時間は経っていますが基本的に変化はないので参考になると思います。

しかし、こうした節約が逆に窮屈な生活にならないかも重要なポイントです。

例えば、

  • 満足度の高い外食はOK → 記念日や旅行先での食事は外食OK。惰性の外食はNG。
  • 必要ならレンタカー → 旅行で車が必要なときはレンタカーやカーシェアを活用。車がないからと行き先を限定しない。
  • 必要なものは買う生活を便利にするものは購入。ただし、最安値は求める。(例:ドラム式洗濯乾燥機)

節約初心者が陥りがちなのは、コスト削減ばかりを重視し、生活の質を犠牲にしてしまうことです。

例えば、光熱費を抑えるためにエアコンを極力使わず、冬も夏もギリギリの環境で過ごす、照明を極端に暗くするなどは、満足度を下げるばかりか、節約が続かなくなる原因にもなります。最悪、ストレスで浪費に走るリスクすらあります。

大事なのは、生活満足度を落とさずにコストを削減すること。そのためには、

  • スマホの通信プランを見直し、必要以上のギガ数やかけ放題を削る。
  • 何となく払い続けているサブスクを見直す。
  • 電力会社を見直すだけで電気代を安く抑える。

こうした見直しを積み重ねることで、月に数万円単位のコスト削減が可能になります。

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特に、車のように「持たない」ことで一気に数万円を削減できる固定費は大きいです。ガソリン代、税金、自動車保険、車検代などを合計すると、月額3〜5万円の節約になります。

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※ただし、車を手放すことで生活の質が大きく下がるなら慎重に判断すべきだよ。

仮に手取り月30万円(額面40万円)の人が、節約で生活費を15万円に抑えられたとすると、残りの15万円を貯蓄や投資に回せます。そこにボーナスや貯蓄を加えれば、月30万円の投資は決して非現実的ではありません

私にとっては、こうしたことを「特別な努力なく」自然にできてしまうのが普通なのです。

客観的観点から貧乏ではない

貧乏かどうかの議論は、結局のところ「自分がどう思うか」に大きく左右されます。

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極端な話、収入が平均以下でも満足して生活できていれば「貧乏ではない」と言えますし、逆に平均以上の収入があっても生活にゆとりがなく不安を抱えているなら「貧乏」と感じることもあるでしょう。

そのため、今までの話に納得できない方もいるかもしれません。そこで、もう少し客観的な視点から、私が「新NISA貧乏」に当てはまらない理由を挙げてみます。

  • 都内在住で3DKのマンションに住んでいる
    → しっかりした広さの住居。極端に狭く古い住まいではない。
  • 子供の発育に問題なし
    → 成長曲線の上側を維持し、食事もきちんと摂れている。栄養状態に問題なし。
  • 子供とペットのためにエアコンはつけっぱなし
    → まず、子供とペットがいる時点で余裕がある証拠。光熱費をケチって健康や快適さを犠牲にすることはしない。
  • 趣味のバイクを保有
    → ただ節約するだけでなく、趣味も楽しむバランス感。しかも車より税金や維持費が安く、コスパも良好。
  • 旅行や外食も制限しすぎない
    → 無駄な外食はしないが、旅行先での食事や記念日の外食はしっかり楽しむ。削るところと楽しむところを明確に分けている。

これだけ見ても、一般的な「貧乏」とはかけ離れた生活を送っていることが分かるはずです。

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しっかりと節約を徹底しながらも、生活の満足度を落とさず、新NISA満額投資ができています。

むしろ、新NISAを満額投資できているのは「結果」にすぎません。単に投資を優先しているからではなく、30代前半で資産6,000万円に到達するほど、徹底した家計管理と効率的な節約を続けてきたからこそ、自然にそれができているのです。

そして、こうした生活を維持しながらも、実際に資産を着実に増やし続けられていることが、無理のない家計管理の証明となっています。

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「新NISA貧乏」ではなく、賢く資産を築くということ

今回の話を振り返ると、「新NISA貧乏」とは単に投資額が多いかどうかではなく、生活の満足度を維持しながら家計をやりくりできているかがポイントだとわかります。

私は徹底した支出管理によって、資産形成と日常生活のバランスを両立してきました。贅沢をしなくても、生活の質を落とさずに最適化することは十分可能です。

「新NISAを満額積み立てたら生活が苦しくなる」と感じる人がいる一方で、私はその状態を自然なものとして受け入れ、楽しみながら続けられている

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その違いを生むのは、日々の家計管理の積み重ねです。

資産形成を優先しながらも、ストレスなく生活できるかどうかは人それぞれですが、工夫次第で「投資が生活を圧迫する」という状況を避けることは十分可能です。

新NISAをフル活用しつつ、快適な生活を維持するために、あなたならどんな工夫をしますか?

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