弱気相場になるといつまでこの下落が続くのだろうと先が見えない不安に駆られます。
しかし弱気相場が終われば強気相場が来る。
インデックス積み立て投資家にとって弱気相場は資産を大きく増やせるまたとないチャンスなのです。
最近の私の保有資産を見るといくら入金せど含み益は増えていかない・・・
でもこれは爆発力を溜めている最中なのだとワクワクしますね。
今回はインデックス投資歴5年の私の資産推移を見て、弱気相場と言われる現在までを振り返ります。
投資の実データを用いた貴重な心情も語ります
積み立てている投資信託と推移
eMAXIS Slim バランス (8資産均等型)
私の投資のコアは広く地域・資産が分散されたeMAXIS Slim バランス (8資産均等型)です。
選んだ理由は下記記事で述べていますのでご参考に。
さて資産推移ですが、データは私個人のSBI証券で積み立てている2017年12月~2022年6月のデータを用います。
他の証券口座や妻の口座は含めませんのでご了承ください。
べ、別にデータをまとめるのがめんどくさいとかそういうのでは・・・
ではグラフにしたのでどうぞ。
縦軸は100万円単位になります。
積み立て開始初期
積み立て当初は元本と評価金額に差はないように見えますが、含み損益が投資開始~2019年初めまで右肩下がりになっています。
投資を始めて増えるどころか減っていく・・・
インデックス積み立て投資の理論は知っていましたので、いつか好転するだろうと頭では理解していたものの・・・この時はリアルタイムに指数を追って焦っていた記憶があります。
広く資産分散していたので、TOPIXはどうとか、前日の先進国債券指数はどうだったかとか、東証REIT指数はどうかとか・・・仕事中にまで見ていました。
投資に耐性がない人はこの段階でやめてしまうと思います。
初めてまとまった含み益が出始めた期間
この期間を耐えるとやっと含み益が見え始め、コロナショック直前で+20万円程度となりました。
このときに投資でお金が増えていくという実感が得られていましたね。
あの頃を耐えてよかった・・・!やっぱり投資ってすごいんだ!
これからこの増えた20万円がさらに増える・・・複利効果でどんどん増えるんだ!
という期待で一杯でした。
再度含み損へ転落、しかも暴落を経験
しかしそれもつかの間、コロナショックにより今まで体感したことのない含み損に。
-30万円程度でしょうか。月々の給料以上にお金が減ってしまいました。
やっと増え始めたのにこの仕打ち・・・これが投資か
投資初期の含み損期間をやっと乗り越えてこれから増やしていくぞと思っていた矢先の暴落。
Youtubeなどでは投資家さんが「これはヤバい」とか「先が見えない」とか「リーマンショックとは違う暴落の仕方だ」とか悲観的な情報が飛び交っていました。
さて一方、コロナショックあたりから投資元本の傾きが増えていますね。
これは3月のボーナス支給により現金比率が上がってしまったため、積立金額を増やしたタイミングです。
偶然にも含み損の期間と重なり、投資信託の平均取得単価を下げられたいい期間(?)でした。
これが後の含み益への原動力となります。
暴落を乗り越え含み益へ!
コロナショックが底を打ち、三か月程度で含み益となりました。
数年間の含み損を覚悟していましたから、嬉しいと同時にもう少し平均取得単価を下げたかったという気持ちもありました。
含み損の時こそインデックス投資家の真骨頂だからねぇ
そしてボーナスの分割投資を終え積立金額を戻したあたりから含み益が膨らんでいきます。
今まで積み立ててきた成果がしっかり出た実感が持てた期間ですね。
弱気相場で含み益が頭打ち・・・
含み益が100万円を超えたあたりから1年間ほど増えて行かなくなりました。
投資信託の基準価格がよこよこのボックス相場に入ります。
このグラフは積み立て日の基準価格推移です。
2020年中ごろと、データ採取した最新の2022年6月24日は基準価格があまり変わりません。
これでは含み益が増えないのもしょうがありませんね。
さて最初のグラフに戻ると2022年初めころから急激に元本の傾きが大きくなっています。
これは本格的に貯金を投資に回し始めたタイミングです。
それから半年、元本を増やしているのですが含み益はなかなか増えていきません。
この記事執筆時点で弱気相場に入ったと判断されています。
「〇〇相場だ」というのは得てして過去数か月~数年のデータを振り返って初めて判断されるものですから、すでに2020年中ごろには弱気相場は始まっていたのかもしれません。
いつまでこんな状態が続くんだ~
ドルコスト平均法で積み立てているため利益率が減っても絶対値は上がってよい気がするのですが、
今まで積み立ててきた元本の額が大きいため積み立てによる基準価格への影響は弱気相場では軽微なんですよね。
それがボックス相場でも含み益が中々増えない理由。
eMAXIS Slim 先進国株式も同じ傾向
もう一つの積み立て投資信託、eMAXIS Slim 先進国株式です。
これも8資産均等型と傾向は同じですね。
2020年中ごろ~後半から今日までボックス相場の影響で含み益は増えていきません。
基準価格推移も同じ傾向。
コロナショックの底打ちからの上昇のしかたはこちらの方が良いですけどね。株式のみなので。
そして先進国株式も同じように貯金を投資に回す額を増やしています。
弱気相場で積み立てた元本はのちの起爆剤となる
基準価格が頭打ちになり始め弱気相場が始まったと思われるタイミングで偶然にも月々の投資金額を増やしたので、現在進行形で含み益は伸びずに投資元本だけどんどん増えていっています。
そのため含み益率は下がる一方なのですが、もしこれから強気相場に転じればこの増やした元本が資産増大の起爆剤となるでしょう。
例えば元本が100万円と1000万円では同じ年率5%の上昇でも+5万円と+50万円で45万円もの差が生まれます。
頭打ちになっている基準価格は今後の上昇のために力をためている状態ともとらえられます。
※まぁ、ここから一段の下落となる可能性もありますが・・・
弱気相場で投資を辞めてしまわず、むしろ今のうちに入金額を増やしてやろう!という気持ちで頑張っていきましょう。
爆益の未来のためにたくさん仕込むぞ~!!
マイナス転落でもいつか回復する
またマイナス転落しても耐えれば大幅プラスになることも見て取れたと思います。
理論ではなく私の実データを用いているので説得力はあるのではないでしょうか?
含み損になっても大丈夫です!諦めず相場に居続ければ、積み立てを続けていればいつか報われる時が来ます。
そうすれば未来は明るい!!一緒にインデックス投資を頑張りましょう!!
目標のFIREを達成してやるぞ!!