2023年10月時点の資産と投資損益を公開します。
前月の記事は下記です。
定期的に記録していくことで視覚的に変化がわかりモチベーションにつながることと、ブログにすることでFIRE達成に向かって前進する強制力があると思い、資産内容を公開しています。
この記事を見てくださっている方にとっても私の資産状況を追うことによって、FIREを目指す家庭のリアルな状況を知ることができると思います。増えたも減ったもすべてリアルです。
なおアセットアロケーションの大きな変化はなしです。過去記事を参照してください。
また我が家の生活費は下記記事で表にまとめています。現状はDINKs家庭となります。
我が家がどういう生活をしているかも過去記事で述べています。ご参考ください!
それでは本題の資産公開をスタートします。
今回で17回目です!!
資産残高と割合
項目 | 残高 | 前月比(残高) | 割合 | 前月比(割合) |
現金 | ¥12,949,102 | -¥737,279 | 28.32% | -5.39% |
投資信託(証券口座) | ¥28,038,969 | +¥185,148 | 61.32% | +0.66% |
投資信託(企業型DC) | ¥4,740,771 | –\67,017 | 10.37% | -1.39% |
総投資資産額 | ¥32,779,740 | +¥118,131 | 71.68% | +0.36% |
総資産額 | ¥45,728,842 | -¥619,148 | – | -1.34% |
さて、上の表で残高を確認していきましょう。
現在総投資資産は約3278万円で、目標金額6000万円までの達成率(以降、達成率)は54.63%となりました。前月から+0.19ポイントとなりました。
この数値がFIREをするために一番大事なものとなっています。
よく総資産額で目標金額を定める方がいらっしゃいますが、FIREは資産収入ベースで考える必要があるために私は目標金額に対する達成金額はこの総投資資産額で考えるようにしています。
現金も含めた総資産額は約4573万円ということで、野村総合研究所の定義によるとアッパーマス層(3000万以上5000万未満)に位置する家庭ということですね。約62万円のマイナスとなりました。
5000万円へは後退してしまいました。
今月は投資成績が芳しくないのが原因です。次項で詳しく見ていきます。
ちなみにアッパーマス層は日本人の中での割合としては上位22%になります。いかにその下、マス層が多いかがわかりますね。
この金額は次の層(今回は5000万円以上の準富裕層)の肩書を得るといったモチベーションとしての数値になります。あと約427万円です。
9月のボーナスを毎日投資したため現金は前月比で-5.39%と大幅減少しています。
投資による減少分が大きく投資資産総額は+11.8万円程度の増加に留まりました。
一か月で62万円減!!投資をやってればこんなことは日常茶飯事です。
少し視覚的に資産割合がわかるように円グラフでも公開しています。
前月に入ったボーナスをすべて投資したため現金比率は下がっています。
投資割合75%が見えてきましたね。もっと増やしたいです。
なお投資信託を証券口座と企業型DCに分けている理由は、投資商品が異なるためです。
企業型DCは企業型確定拠出年金のことですので原則60歳以上にならないと資金を引き出せません。
そのため証券口座の商品よりもよりリスクを取った株式のみに投資しています。
価格の変動は大きいけれど引き出せないから投資を続けることができる、といった判断です。
これからどんどん証券口座の額が大きくなっていくため、企業型DCのみの比率は気にしていません。
現金比率はボーナス影響が予定通りの毎日投資完了で解消。
浪費の誘惑を耐えました。
投資商品と損益
投資商品 | 残高 | 前月比(残高) | 損益 | 損益率 |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | ¥22,014,360 | +¥321,334 | +¥2,143,375↓ | 9.74% |
eMAXIS Slim 先進国株式 | ¥5,645,867 | -¥123,261 | +¥1,148,455↓ | +20.34% |
ひふみプラス | ¥378,739 | -¥ 12,928 | +¥84,082↓ | +22.37% |
年金ダイワ日本株式インデックス | ¥769,884 | -¥23,539 | +¥221,082↓ | +28.72% |
三井住友・DC外国株式インデックスファンドS | ¥2,634,913 | -¥48,801 | +¥985,521↓ | +37.40% |
東京海上セレクション・外国株式インデックス | ¥964,290 | -¥30,292 | +¥303,601↓ | +31.48% |
三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド | ¥322,684 | -¥8,385 | +¥27,531↓ | +8.53% |
総額 | ¥32,730,737 | +¥74,128 | ¥4,914,302 ↓ | +20.79% |
※前項と総額が異なる理由は企業型DCの入金がまだ投資信託へ計上されていないためです。
メインで積み立てているのはeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)とeMAXIS Slim 先進国株式で、残高が大きくなっています。
損益の数値の右にある矢印は前月から上がったか下がったかを示すものです。↑は増加、↓は減少です。
損益が下がっても残高は入金により増えることもあるため、傾向だけを示しています。
総投資額は約7.4万円増加。一応は目標額へ前進です。
投資損益の前月差は約マイナス74.1万円の大幅減少となりました。
厳しい相場だったことが結果から分かります。
ただし毎月の入金が損益のマイナス幅を上回ったため、目標達成率は上昇したという形です。
バランスファンドであるeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)へ前月ボーナスをすべて入金したため、本商品のみ前月比残高が増えています。
ただし損益は他商品同様マイナスです。
前月の中旬から市場が軟調です。
テクニカル的に米国株のマイナス要因のシグナルが出そうなうわさを聞きます。
今後の見通しも明るくはないようです。
8月,9月とどちらに動くかせめぎ合いの期間のように感じていましたが、
どうやら良くない方向に傾いているように見えます。
新興国株や日本株にトレンドが移るというよりかは、現在は利回りが上昇した米国債券に注目が集まっているようです。
生債券は償還まで待てば確実に5%利回りが得られるようです。
これは株式も含めたインデックス投資で得られる利回りです。
米国なのでデフォルトリスクも低いと考えられて大注目されています。
8資産均等型には先進国債券(米国50%~60%)が含まれているので、どう転ぼうと利益は享受できる体制です。
トレンドが変わるたびに目移りしないという強さが分散投資にはあります。
投資総額の損益率は+20.79%と前月からマイナス3.13ポイントでした。
本格的に耐えるしかない相場が来そうです。来月に注目したいと思います。
今後の動き
9月にボーナス月(キンチラ分)で使う予定のないまとまった現金が発生したため、臨時的な毎日投資を実施しましたが、予定通り10月中旬に完了しました。
ちょうどよいノンセルリバランスの入金材料と考えてeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)にすべて入金しました。
またそろそろ新NISAの準備が世間で騒がれ始めています。
保有中の一般NISAが非課税期間満期を迎えるため、手動ロールオーバーを年末に行います。
その際若干のポートフォリオの変更を行いますが、積立を長らく停止しているひふみプラスをメイン商品のeMAXIS Slimに振り分ける予定です。
ついにアクティブファンドとの決別の時が来ます・・・!
また新NISA開始タイミングでさらに大きなリバランスを実施予定です。
満期のNISA口座の資金をリバランスに充てる予定です。
総括
目標金額までの達成率は54.63%となりました。前月から+0.19ポイントです。
投資損益は約74万円減少し約491万円でした。
ボーナス月の現金比率は臨時的な毎日投資で10月中に投資完了しました。
投資損益率は長期で運用して振り返って年平均利回り5%であれば問題なしですが、
現在は入金額が大きく全体利回りとしては小さく見えるのでしょうがないです。
貯金の投資入金が収束したので上昇相場に転じれば利回りも拡大してくでしょう。
10月は前月に引き続き投資成績はマイナスでしかも大幅マイナスでした。
相場の見通しも良くないようなので、次月に注目です。
リーマンショック以降、インデックス投資家は正念場のような気がしています。
たとえ大幅下落しても投資を継続できるように分散投資で迎え撃ちます。
また来月も公開します。
なんか怪しい相場になってきたなぁ・・・
債券が注目され始めるなど、リスクを取りたくない雰囲気が漂っています。
しかし分散投資の私はそんな雰囲気にも流されにくい!!
愚直に今のアセアロで続けるのみ!!