私は結構お金に関するネット記事をよく見ます。
経済的なお堅いものよりもファイナンシャルプランナーさんがある家族の家計診断をするなどライトな記事の方が読みやすいのでよくクリックしてしまいます。
その中でちょっと感覚の違いを覚えた記事があったのですが、それが夫婦二人の食費をめぐる喧嘩の一部始終でした。
記事が探せなくなってしまったので脚色はありますがご容赦ください。
喧嘩の内容
お金の管理は妻の方。もちろん食費に関しても管理していました。
するとある日夫からこんなことを言われるのです。
「うちの食費ってこんなに高いの?使いすぎじゃない?3万円くらいで収められるでしょ!!」
一生懸命家事をこなしている妻にっとてはこれは聞き捨てならない。
すかさずこう言い返しました。
「だったら来月はあなたが食費管理してよね!!買い物もしてきてね!3万円以上使ってはダメよ!!」
おうわかったよ余裕だろ、という感じで夫はあっさり承諾。
いよいよ月が変わり、一度目の買い物を終えて夫は大量の袋を持ってこう言いました。
「こんだけ一気に買ってきたらしばらく持つでしょ!余裕余裕!!」
そして数か月後・・・案の定食費が3万円では足りなくなり、
「ね、足りなかったでしょ。私は食費をしっかり管理しているのよ。感謝してよね」
「そっか~・・・ごめんよ~」
感覚のずれとは
そんなに使う?
話の結論としては、
妻の大変さを実際に体験させたことで家計管理の大変さを理解出来てよかったね。
というキレイなものだと思うのですが、
この内容を見た私が思ったことはまず、
妻と夫のどちらも倹約家ではないな
ということでした。
夫の方は言うまでもなく、妻の方も自慢できるほどの食費管理はできていないと思います。
なぜなら夫婦で食費3万円は十分可能だからです。
月に数回外食に行ったって可能です。実際に私の家計は毎月3万円で回っています。
食費を買い込んでおく習慣があったと言えるこの夫婦は自炊もしていると予想します。
そのうえで3万円では足りないということは、食材の選定が割高、嗜好品の割合が多いなどが考えられます。
生活の満足度を落とさずに倹約できる余地がまだまだあるなと思いました。
「妻の大変さがわかってよかった」だけでいいのか?
この記事はお金の記事というより夫婦仲に着目した記事なので、ひと月食費管理を交代するという方法もありですよ、というメッセージがメインだったのかと思います。
しかし私が着目したのはそこではなく、
せっかく食費について考えるいい機会だったのに、3万円に抑える方法を考えずに夫婦間の感覚のずれが解消できてよかったとだけで終わってしまっていいのか?
とあくまでお金についてでした。
やっぱり3万円は無理だった!ではなく、3万円に抑えられなかったのはなぜか、まで突っ込んでほしい。
この夫婦がこの後どうしたかは定かではありませんが、このような思考になっていることを祈っています。
本記事で伝えたいこと
二人で食費3万円に抑えるというのは倹約するにあたって一つのハードルだと考えられます。
一人で3万円を使っている人も多い中、確かに二人で3万円というのは何も考えずに生活しているといつの間にか超えているラインだと思います。
しかし世の中には二人で3万円で過ごしている人はたくさんいます。
とくに珍しいわけではないのです。
むしろ2万5000円以下などさらに抑えている家庭もあるほどです。
2万円を切ろうとすると外食は一切NGなど、常に意識的に切り詰める必要がありますが、
3万円なら少しの外食やぷち贅沢食材、嗜好品も取り入れつつ生活ができる水準だと思います。
現に私たち夫婦はそんな感じです。
これに加え日用品や水道光熱費を足しても5万円で収めることが可能です。
食費3万円は習慣を変えるだけで達成可能です。
ふるさと納税を活用する、季節季節の旬の食材だけを購入する、外食の頻度を少し減らす、などのちょっとした変化をするだけで可能なのです。
一人で1万5000円より、二人で3万円の方が食材をまとめ買い、大量消費できる分楽です!
生活の満足度を落とさず支出もセーブできる余地がある部分なので、ぜひ二人で食費3万円に挑戦してみてください!
何ならFIREも狙う勢いで家計改善に取り組もう!